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GPS2Gearth for Palm OS5.x

Google earth KML ファイル作成ソフト

GPSのデータをGoogle EarthのKMLファイルに変換して記録する。

2008/09/18更新 Ver 1.00c
概要

本ソフトウェアは、GPSから の位置情報をGoogle Earthで表示できるKMLファイル形式でメモリカード(メモリスティック)に記録するアプリケーションです。


このソフトウェアはBluetooth機能をもつPalmOS5.x機種と、SPPプロファイルを持つBluetoothアダプタ
例 ハギワラシスコム HNT-BT1 が装着可能な SONY CLIE Palm OS 5.x NX60,NX70V ,NX80,NX73 TH55用および
シリアルインターフェイスを自作した場合は有線接続GPSアンテナでも動作するソフトウェアです。


注意 Bluetooth機能付きのPalmOS5.xデバイスで動作するはずですが UX50,TG50 + GU-BT1およびNX70V,NX80,TH55 + HNT-BT1 + BU-BT1 以外の動作を確認しておりません。 試用可能ですので動作を確認をして頂きまして、もしもお気にいりましたらご購入ください。
またその他の機種につきましては動作レポートをいただけると幸いです。
  レポートは、サポート/お問い合わせ フォームよりお願いいたします。



動作確認済み環境

SONY            CLI'E PEG-TG50 & UX50 (Palm OS 5.x)
SONY            GU-BT1

SONY            CLI'E PEG-NX70V (PalmOS5.x ) & TH55 + HNT-BT1 (Hagiwara sys-com製)
SONY            GU-BT1




特徴
  1. Palm OS 5.xで動作します。
  2. GPSアンテナは、Bluetooth 接続のWGS84測地系であれば動作可能です。(GU-BT1のディフォルトの測地系はTOKYOですが自動的にGoogle Earthの測地系であるWGS84に切り替えています。)
  3. KML ファイルを外部メモリカードに保存します。 (/tracks/ フォルダに記録されます。)
  4. KML には Path(経路) および PlaceMark(お気に入り)を記録可能。
  5. KMLには移動速度を、標高データとして記録可能です。例 時速100km/hが標高1000mになります。
  6. KML ファイルのサイズは、約150Kbyte/10分間
  7. SONY CLIE TG-50 で HOLD状態にした場合は、電池駆動で連続8時間程度の動作が可能(バッテリの状態に依存します)
  8. 動作中に 他のアプリケーションを使うことができます。(メモ帳 ToDo アドレスブック) ただし動作は少しレスポンスが悪くなります。
  9. オプションで NMEA01183形式での保存も可能です。
  10. NMEA0183 ファイルは 1.5Mbyte /時間
  11. Navin you pocket2がインストールされている場合は地図上に位置を表示できます。
  12. GPS衛星の時刻情報を使いPalmデバイスの時計を補正することが出来ます。Ver1.00
  13. TRIP機能により、移動距離を積算することが出来ます。




使用方法


1.準備

インストール

 InstallツールによりGPS2GearthをPalmデバイスにインストールします。  
 ライセンスキーの入力

ライセンスキーの入力はBasicSetUpより行うことが出来ます。
GPS2GEarthと表示されているタイトルバーをタップすることでメニューを呼び出すことが出来ます。


初期値のライセンスキーは、"TRYTEST12345"です。このキーに正規のライセンスキーを入力することにより機能制限が解除されてGPS2Gearthの全機能を使用出来るようになります。
 
   


メイン画面

Startボタン
記録を開始します。 内蔵Bluetoothの場合は、Bluetoothデバイスの探索が行われます。
 Bluetooth アダプタHNT-BT1を組み合わせた場合は、探索と接続は自動的に行われます。
Stopボタン
記録を停止します。 記録中にエラーが発生して停止した場合はリセットボタンとして機能します。
PlaceMarkボタン
記録を開始している場合は、表示されている位置座標が、お気に入りとして記録されます。
ClearTextボタン
Logging の動作状態状態を表示するフィールドをクリアします。
TRIP Clearボタン
積算距離を 0.0kmにします。 TRIP機能で積算する距離は、Palmデバイスのリセットか、このボタンが押されるまでクリアされません。
状態フィールド
状態フィールドには、GPS2Gearthの状態やコマンドの実行メッセージが表示されます。
Speedフィールド
現在の移動速度が表示されます。 単位はkm/hです。
Coordフィールド
現在位置の緯度および経度が表示されます。座標系はWGS84です。
ALTフィールド
現在位置の標高Altitudeが表示されます。
GPSフィールド
GPSの位置の確定状態が表示されます。表示されるのは緯度経度の確定の場合は2D FIX、標高を含めた三次元の確定では3D FIX,位置が確定出来ない場合は、Fix Notと表示されます。 これは GPS衛星の補足状態により変化し 衛星を4つ以上補足した場合に3D Fixになります。
TRIPフィールド
移動距離を表示します。

 



メニュー画面説明

Basic SetUp/基本設定
Main Menu
メインメニューにはFont , Basic SetUp , Logging SetUp , About GPS2Gearth.の4メニューがあります。

Font
フィールドに表示される文字フォントを変更します。

Basic SetUp
基本的な設定を行います。 ライセンスキーなど基本的な設定を行います。インストール直後やリセット後は設定が必要です。
Logging SetUp
記録メディアの選択や記録時間を設定出来ます。


About GPSGearth
バージョン情報が表示されます。


Port
内蔵Bluetoothを使用する場合は"Bluetooth"を、選択します。Bluetoothを搭載していない機種でも"HNT-BT1"を装着し、ポートを選択することでBluetooth非搭載の機種でも本プログラムを動作させることが可能になります。
また、非推奨ですがシリアルポートによる有線接続も可能です。
Baud
シリアル通信時のボーレイトを変更することが出来ます。
内蔵Bluetooth およびHNT-BT1時は115200に設定してください。 


有線シリアルで接続したGPSアンテナを使用する場合はお使いの環境に合わせて設定してください。
尚 Stopbitは2 Paritybitはnone です。 
GPS Unit
GPSアンテナを選択します。


この設定でGPSアンテナ固有の通信間隔を調整します。通信間隔が長い場合は、通信がとぎれたと判断し再接続処理が実行されます。ただしSlowを選択した場合は、この判定を行う時間が長くなり待ち時間が長くなります。GPSアンテナの一覧に無いGPSアンテナの場合はFast Mid Slow のいずれかを選択してください。 大抵の場合はFastを選択します。 もしもリンクがとぎれる場合はMid Slowの順番に試します。

GU-BT1を推奨します。


注意)
Slowを選択した場合、通信障害などエラーの検出や復帰が遅くなります。


Disable Auto Off
GPS2Gearth実行中は、オートパワーオフを行わなくなります。
デモ版では、このチェックボックスを選択しても最大記録時間は約8分間に制限されています。

Tokyo
測地系をTokyoに変更します。
このチェックボックスにチェックを入れるとTokyo測地系を持つGPSアンテナを使用出来るようになります。
ただし、KMLファイルはTOKYOからWGS84に変換されながら記録されますが、日本周辺域では位置精度が低下します。

Navin you pocket 使用時は このチェックボックスを外してください。

Stolidness
位置の更新を、移動距離が現在位置を中心とした移動半径を超えた場合に行います。この半径は1.0 , 2.0 , 4.0 , 6.0 , 8.0 , 10.0の中から選択可能で単位はmです。

この機能を使用した場合は、軌跡記録情報(トラッキングログ)のサイズを少なくすることが出来ます。
また、Navin You Pocket 2使用時において進行方向を上にした地図表示(ヘディングアップ)時、停止位置で進行方向を失うことが少なくなります。


Japanese
PlaceMark などに、日本語のコメントを許す場合にチェックします。
このチェックを入れると、日本語PalmOSで使用されているShift_JISからUTF-8に変換されてからPlaceMarkの記録が行われます。

Time Adjust by GPS
GPS2Gearthを実行しているPalmデバイスの時刻をGPS衛星から取得した正確な時刻と同期します。

時刻設定は、チェックボックスをチェックし、GPS衛星の衛星補足数が4以上の場合に一回だけ行われます。
時刻設定が正常に行われた場合、このチェックボックスは自動的にチェックが外れます。
再度時刻を設定したい場合は、チェックボックスをチェックしてください。













LoggingSetUp/記録設定


File Name
ファイル名の先頭文字を入力出来ます。
記録時のファイル名はタイムスタンプが自動的に付加されます。 タイムスタンプは、Palmデバイスに設定されたローカルタイムで記録されます。



 
 

Memory Card
メモリーカードの番号を指定出来ます。
TG50の場合は1
UX50の場合は、内蔵フラッシュメモリと外部メモリカードなどのメディアを選択出来ます。
メモリーカードは、カード情報を自動識別しますので、Conpact Flash ,Memory stick,SDなどお使いのデバイスの環境に合わせた表示が行われます。

尚 メモリーカードを装着しない場合や書き込み禁止された場合は、位置情報は更新し続けますが、カードへの書き込みを行いません。 この場合軌跡記録はされませんので、予めフォーマットされた、十分な空き容量のあるメモリカードをご用意ください。

メモリカードのフォーマットは、お使いのPalmデバイスの取り扱い説明書をご覧ください。

SONY CLI'Eの場合は CLIE Filesで行うことが出来ます。
注意 Formatするとメモリカード内の全てのデータは失われます。
予めバックアップを作成した上でフォーマットを行ってください。
 
Time Recording
連続記録時間を指定します。
Palmデバイスに外部から電源を供給している場合は、4時間以上を指定できます。No Limitationを指定した場合は、無制限になります。

Speed Range
Logging Infoで記録される速度情報は、標高データとして記録されますが、この場合の標高データは、

標高 = 速度km/h × Speed Rangeになります。


速度情報は、/tracks/ フォルダ内の   xxxxInfoyyyymmdd_hhmmss.xmlに記録されます。
Logging Path and Height
標高データと座標をKMLファイルとして記録します。


Logging Info(Speed)
速度情報を標高データとして座標を記録します。

この場合の標高データは、

標高 = 速度km/h × Speed Rangeになります。

お車での移動がメインの場合は 10倍
自転車の場合は20倍以上
徒歩の場合は50倍以上を選択すると速度の変化をより明確に視覚化出来ます。





 
Logging Raw NMEA0183

GPSアンテナから出力されるNMEA0183センテンスをそのまま記録します。ただし、メモリカードへの記録が連続して行われるようになりますので、バッテリやメモリカードなどを著しく消耗させます。このためこの機能は、非推奨です。



この機能は、 "Logging Path and Height" と "Logging Info"
との同時記録は出来ません。

尚 この機能を有効にすると"Logging Path and Height" と "Logging Info"にチェックが入っている場合でも記録は自動的に禁止されます。

"Logging Path and Height"のチェックに依存しません。



設定

設定は、機器の構成により異なります。 GPS2Gearthは以下の機器構成をサポートしています。

a) CLIE TG50/UX50 + GU-BT1の設定
b) CLIE NX70V /TH55 + HNT-BT1 + GU-BT1の設定
c) CLIE NX70V /TH55 + 有線GPSの設定

a) TG50/UX50 + GU-BT1の設定
機器構成に依存する部分のみ記載しています。

Port
Palmデバイス内蔵のBluetoothを使用する場合このプルダウンメニューより、Bluetoothを選択します。
Baud
ボーレイトを115200に設定します。



b)CLIE NX70V /TH55 + HNT-BT1 + GU-BT1の設定
機器構成に依存する部分のみ記載しています。

HagiwaraSyscom HNT-BT1の BTadaUtlをインストールします。

インストールは、PalmDesktop4.1がインストールされているPCが必要です。
 
  • GU-BT1 の パスキーを確認します。
  • CLI'EにBluetoothアダプタHNT-BT1を取り付けます。
  • GU-BT1のスイッチを入れます。
  • HNT-BT1の設定ユーティリティ BTadaUtlを起動します。
接続先デバイス名にGU-BT1を確認しパスキーを入力します。4桁の数字です。
  • プロファイルはSPPを選択します。
  • セキュリティはONを選択します。この場合は、パスキーを設定します。
  • 暗号化はOFFを設定します。



設定内容を確認したならば、 設定ボタンを押して設定を行います。
  • OKボタンを押します。
  • これで、CLI'Eと GU-BT1の接続準備が整います。
GPS2Gearthを実行します。
Port
HNT-BT1を選択します。
Baud
ボーレイトを115200に設定します。




Palm 全機種  + 有線 Bluetoothの設定

Port
Serialを選択します。
Baud
お使いのGPSアンテナに合わせてボーレイトを設定します。
GPS Unit
この設定でGPSアンテナ固有の通信間隔を調整します。通信間隔が長い場合は、通信がとぎれたと判断し再接続処理が実行されます。ただしSlowを選択した場合は、この判定を行う時間が長くなり待ち時間が長くなります。GPSアンテナの一覧に無いGPSアンテナの場合はFast Mid Slow のいずれかを選択してください。
大抵の場合はFastを選択します。 もしもリンクがとぎれる場合はMid Slowの順番に試します。
Datum
この設定で測地系を変更します。現在市販されているGPSアンテナのほとんどはWGS84です。
Stolidness
Basic SetUp 参照
DisableAutoOff
Basic SetUp 参照
Japanese
Basic SetUp 参照







Place Marking

PlaceMark
お気に入りの場所を記録出来ます。

PlaceMark
初期値は"--PlaceMark--"ですが任意に変更可能
Title
初期値は"--Title--"ですが任意に変更可能
Category
カテゴリを選択可能です。
Description
初期値は"--Description--"ですが説明文を入力出来ます。
その他
タイムスタンプ、標高、緯度経度の座標が記録されます。


メモリカードの/tracksフォルダ内の
先頭文字POIyyyymmdd_hhmmss.kmlファイルに記録されています。
このファイルをGoogle Earthで読み込むと、虫ピンマークが表示されます。


  • Place Marking のカテゴリは、9種類が選択可能です。このカテゴリを選択すると、Google Earth上でアイコンが表示されます。




APPENDIX

1.Navin You Pocketと連動する場合

GPS2Gearthは、Navin You Pocketがインストールされていなくても基本機能は動作しますが、もしもNavin You Pocket がインストールされていることを認識した場合は、Google Earthの軌跡データ(KML)を記録しながら、現在位置をNavin You Pocketの地図上で知ることが出来ます。

GPS2Gearth動作中は、Navin YouPocket2を含め他のアプリケーションを自由に切り替えて使用することが出来ます。 
注 ただし、GPS2Gearthの使用しているリソース たとえばBluetoothやメモリカードは、同時に利用することは出来ません。
例 る・プランなどは同時使用できません。



Navin You Pocketのインストール

 InstallツールによりNavin you Pocket 2をPalmデバイスにインストールします。

インストールする必要なファイルは、

  • CityGun-NYPS.pdb
  • MathLib.prc
  • NypDemoDB.PDB
  • NYPocket2.prc
 
実行します。   
   
地図の中心マークを表示することで位置を見失わないようにします。
Navin You Pocketの地図データの測地系は"TOKYO"です。従ってTOKYOを選択します。







KML サンプル

GPS2Gearthで記録した、移動軌跡データです。

サンプル  
 メモリカードにはKML ファイルが作成されています。
 
 国道384号のループ橋

ループ橋の高低差が判ります。
 
 世界遺産登録が待たれる 「骨寺庄園」の移動軌跡

庄園内は、小道が多く徒歩または、自転車での散策がお勧めです。
 
一関インターチェンジ付近から「秋田ふるさと村」までの 移動速度を記録してみました。

このデータは、標高データが速度の10倍で記録されていて、たとえば 時速100km/hですと
標高は地表面の標高+1000メートルになります。

標高は、地表面からの相対位置ですので
Google Earthで 「地形の立体表示」を行っている場合は、地表面からの高さになります。


KML ファイルサイズは約350Kbyte

ダウンロードはここから 
 





Trouble Shooting

1.TG50でBluetoothの接続が出来ない。

 
  • TG50はBluetooth ライブラリが旧い場合は正常に動作しません。修正モジュールをインストールしたあとのバージョンを示します。このなかでBtLibTestは、開発ツールですので、通常はインストールされません。従って通常インストールはされていません。
 
   







1.Google EarthでKMLファイルが読み込めない。

 
  • Google EarthでKMLファイルを読み込む際に下記エラーが表示されて、KMLファイルが読み込めない場合があります。



これは、KMLファイルの文法が間違っている場合に表示され、GPS2Gearthが異常終了した場合などに発生し、
記録したトラッキングログを読み出すことが出来なくなります。

 
 解決方法は、市販のエディタで下記のようにKMLファイルを修正することでトラッキングログをリカバリすることが出来ます。